日本最大級の家計簿サービス Zaim 「2017 年からの制度について」調査結果を公開
「配偶者控除」改正は 38.5%が「賛成」
~「iDeCo」「セルフメディケーション税制」は 8 割が「知らない」〜
600 万人以上が利用する日本最大級のオンライン家計簿「Zaim」(https://zaim.net)を運営する株式会社 Zaim(本社:東京都 渋谷区・代表取締役:閑歳 孝子)は、このたび「2017 年からの制度」に関する調査を実施いたしました。Zaim の利用者 1,081 名にアンケート調査を行った結果、新制度に対する認知度と、知った上で「使ってみたい」という意欲にギャップのあることが分かりました。
調査サマリー
- 「配偶者控除」の改正案の認知度は 6 割以上。改正案に「賛成」と回答した方は 38.5%
- 「個人型確定拠出年金」(iDeCo:イデコ)は 4 割が「やるかどうかわからない」と回答
- 「セルフメディケーション税制」は 8 割の方が「知らない」ものの、内容を知ると「使ってみたい」と回答した方が7割
調査概要
- 調査期間:2016 年 12 月 2 日(金)〜12 月 12 日(月)
- 調査対象:「Zaim」 利用者 男⼥ 1,081 名
- 調査手法:インターネット調査
調査の詳細
Q. 配偶者控除の限度額が変わる可能性があることを知っていますか?
配偶者控除の限度額が変わる可能性があることを「知っている」と回答した方は 62.4%と半数以上を占め、配偶者控除に対しては比較的関心の高いことが見て取れます。
2016年12月8日に決定された平成 29 年度税制改正大綱によると、今回の改正では、配偶者控除を受けられる上限を 103 万円から 150 万円に引き上げられることが有力視されていますが、この内容に対しては「賛成」と回答した方が 38.5%という結果となりました。
「自分には関係がない」(31.2%)と回答した方を除くと、今回の配偶者控除の改正に関しては概ね好意的に捉えられているのではということが予想されます。
Q. 個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)を知っていますか?
個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)について質問したところ、「知っている」(18.4%)と回答した方が全体のおよそ 2 割にとどまりました。
確定拠出年金は個人で年金資産を運用する制度です。このうち 2017 年 1 月から変わるのが、「個人型確定拠出年金」(iDeCo:イデコ)の対象が公務員や専業主婦へ拡大されるという内容になります。
それを説明した上で「やってみたいと思う」と回答した方は 26%と、およそ 4 人に 1 人という結果となりました。「わからない」(39.4%)と回答した方が最も多かったことから、「個人型確定拠出年金」(iDeCo:イデコ)に関しては、すぐにとびつくのではなく、おそらくメリットやデメリットをよく吟味した上で判断したいという Zaim 利用者の考えが感じ取られました。
Q. 2017 年 1 月開始のセルフメディケーション税制を使ってみたいですか?
2017 年 1 月開始のセルフメディケーション税制について、全体の 80.8%が「まったく知らない」と回答したものの、セルフメディケーションの説明をした上で再度「使ってみたいですか?」と質問した結果、「使ってみたい」と回答した方が 71.1%にのぼりました。
セルフメディケーション税制は、対象 OTC 医薬品(over the counter:処方箋を必要とせずに購入できる市販医薬品)に年間 1 万 2,000 円以上出費があると確定申告でお金が戻ってくる制度です。
Zaim では、より身近になる人が多い制度だと判断し 2016 年 11 月よりセルフメディケーション税制に対応。対象 OTC 医薬品を自動抽出できる機能を Zaim にて正式搭載しております。詳しくは、Zaim 「わたしの医療費控除」の「セルフメディケーション税制」の項目をご覧ください。
https://content.zaim.net/deductions
詳細の調査結果はこちらから: https://content.zaim.net/opinions
Zaim は、日本最大規模のオンライン家計簿サービスとして、これからも家計簿を記録・分析するだけでなく、ひとりひとりの暮らしに対する多様性を理解し、前向きな気持ちで楽しく暮らすためのサービスを提案してまいります。