銀行・キャッシュレスデータ自動連携の利用調査を発表


日本最大級のオンライン家計簿サービス Zaim

銀行・キャッシュレスデータ自動連携の利用調査を発表

〜自動家計簿の利用で貯蓄率の差は 2.5 倍にも〜


800 万ダウンロードを超える国内最大級の個人向け家計サービス「 Zaim 」( https://zaim.net )を運営する株式会社 Zaim(本社:東京都 渋谷区・代表取締役:閑歳 孝子)は、銀行口座・クレジットカード・キャッシュレスサービスなどのデータを自動で連携し、家計簿管理に利用できる「サービス連携機能」についての実態調査を実施しました。

調査によると、サービス連携機能の利用者層は「 30 代・会社員・二人以上の世帯」が最多。「家計を振り返る機会が増えた」「自身の支出傾向がわかった」と、機能利用者の 50% 以上が家計を見直す機会が増えたと回答し、利用データからもサービス連携利用の有無で収入に対する貯蓄率は 2.5 倍の差があることがわかりました。

さらに、サービス連携の利用目的は「家計簿の自動化」が 75% を超え、個人の資産管理よりも家計簿管理の時短への関心が高く、その影響でキャッシュレス志向が強まったとする意見も多く上がりました。また、 利用者の 20% 近くが「ポイント一括管理」や「通販サービスの履歴確認」もデータ連携目的に挙げており、増加かつ複雑化する収支状況をまとめて管理することへの期待が見られました。

【調査サマリー】
・二人以上の世帯が家計管理の自動化に積極的
・サービス連携利用者の貯蓄可能率は収入比 46% 
・キャッシュレス支払いは「ポイント還元」目的が最多

【分析・調査概要】
分析対象期間:2018 年 6 月 1 日 〜 2019 年 6 月 1  日
分析対象:「Zaim」で入力された支出項目
調査期間:2019 年 6 月 21 日 〜 2019 年 6 月 25 日
調査対象:全国「Zaim」 利用者、10 〜 60 歳代以上の男⼥ 1,242 名
調査方法:インターネット調査

調査(1)二人以上の世帯が家計管理の自動化に積極的

Zaim 利用データによると、サービス連携利用の男性利用率は半数を超え、 Zaim 全体のユーザーと比較し男性の利用率が高い傾向に。また、年代は男女ともに 30 代が多く、その内の半数は会社員でした。また世帯構成は、支出や収入口座数が複雑化する二人以上の世帯(46.0%)が最多。特に「30 代の会社員男女の複数人世帯」が、積極的に各サービスの詳細データを連携し、家計の全体把握及び購買履歴をタイムリーに把握し、より効率よく家計の見直しを行っていることがわかりました。

調査(2)サービス連携利用者の貯蓄可能率は収入比 46% 

「30 代・会社員・男性・二人以上の世帯」を対象に、サービス連携利用の有無で収入に対する支出金額を調査したところ、連携利用者は黒字となる貯蓄率が 46.0% だったのに対し、非利用者は 17.3% に留まる結果でその差はおよそ 2.5 倍に。レシートなどを用いた手入力での家計簿管理よりも手間なく支出の詳細を把握できるサービス連携は、貯蓄効果が高いことが明らかとなりました。また利用者からも「家計を振り返る機会が増えた(56.7%)」、「自分の支出傾向がわかった(48.0%)」、「家計簿をつける時間が短縮された(40.9%)」など、家計の改善に加え、家計簿や現金を管理するストレスが減少しているいることがわかりました。

調査(3)キャッシュレス支払いは「ポイント還元」目的が最多

Zaim が 2019 年 3 月に実施した調査(https://zaim.co.jp/news/archives/4235)でも明らかな通り、各社のキャッシュレスサービス拡大を背景に連携機能の利用者数は大幅に増加。キャッシュレス支払いを選択する理由としては、「ポイントおよび還元率が高い(36.4%)」が「支払いがスムーズで時短になる(35.2%)」という利便性と僅差で、2019 年 10 月の増税時より期間限定で実施される「キャッシュレスポイント還元」はキャッシュレス化の促進に繋がる契機となりそうです。
さらに、サービス連携利用者は、半数以上がキャッシュレスサービスを活用し、「家計簿を自動化するために利用している」といった意見がありました。その他「これまでどれくらい利用したかが見えづらいため現金以外を使うことはほとんどなかったが、サービス連携によって現金以外の支払いを積極的に使えるようになった」という意見もあり、データの自動連携により支出行動が変化していることがわかりました。

※交通系電子マネー:Suica、PASMO、PiTaPaなど
※店舗系電子マネー:スターバックス、タリーズ、WAON、Yahoo!ウォレットなど

※ 2019.07.08 追記
交通系電子マネーの例として「 PASMO 」と記載いたしましたが、2019 年 7 月現在「 Zaim 」の公式連携先には含まれておりません。

Zaim は、日本最大規模のオンライン家計簿サービスとして、ひとりひとりの暮らしに対する多様性を理解し、前向きな気持ちで楽しく暮らすためのサービスを提案してまいります。

サービス/会社概要

オンライン家計簿 Zaim
https://zaim.net
800 万ダウンロードを超える日本最大級の家計簿サービス。Android, iPhone, iPad や Web から利用できる。レシート撮影や銀行・カードからの自動入力のほか、居住地ごとの給付金の抽出や医療費控除の申請書類生成、保険・住宅といった大型出費に対する記録や提案など個人の家計にまつわる機能を広範囲に提供する。

株式会社Zaim
https://zaim.co.jp