家計簿サービス Zaim 2019 年 家計の消費動向における意識調査実施
家計簿サービス Zaim 2019 年 家計の消費動向における意識調査実施
63.4% が増税負担実感、自己投資・娯楽費を抑制傾向
〜キャッシュレス決済の利用頻度は約 66% 上昇、サービス選定は還元率〜
800 万ダウンロードを超える個人向け家計サービス「 Zaim 」( https://zaim.net )を運営する株式会社 Zaim(本社:東京都 渋谷区・代表取締役:閑歳 孝子)は、 Zaim 利用者を対象とした 2019 年の消費動向に関する調査を実施しました。
その結果 63.4% が消費税増税による負担を実感と回答し、「増税後外食費を削減した」とする回答が上位に挙がった他、趣味・飲酒・喫煙への支出を抑制していることがわかりました。また、増税後の暮らしの変化では「キャッシュレス決済を使う頻度が上がった」が65.9% で最も多かった他、75.1% が「買い物時にキャッシュレス還元対応店舗か意識する」と回答するなど、決済サービス利用に関する期待値がますます高まる結果となりました。
【調査サマリー】
1. 自己投資は昨年対比 10% 減少、支出満足度はスマートスピーカー対応家電が人気
2. 消費税増税を 6 割以上が負担実感、外食・自己投資の消費が減少傾向
3. 還元施策がキャッシュレス決済の利用拡大に寄与、PayPay は 30% 以上の伸び
【調査概要】
調査期間:2019 年 11 月 28 日(木)〜 2019 年 12 月 6 日(金)
調査対象:全国「Zaim」 利用者男⼥ 1,474 名
調査方法:インターネット調査
【調査結果】
1. 自己投資は昨年対比 10% 減少、支出満足度はスマートスピーカー対応家電が人気
今年特に消費したと感じるカテゴリは、「食材」が 23.5% でトップ。昨年対比で「自己投資」は約 10% 減、「外食」は約 6% 減となりました。また支出の満足度が高かったものとして、約 35% が家電と回答し昨年に引き続き人気の結果に。具体的な商品として、「 iPad 」等の Apple 製品、「ルンバ」などのお掃除ロボットが挙がった他、 30代〜 50代の女性を中心に「ヘルシオ ホットクック」などの最新調理家電への人気が急増しました。昨年人気を集めた「 Google Home 」などのスマートスピーカーを挙げた回答はほぼゼロとなり、スマートスピーカー普及により掃除機など対応家電の買い替えにシフトしたと考えられます。
2. 消費税増税を 6 割以上が負担実感、外食・自己投資の消費が減少傾向
消費税増税については、全体の 63.3 %が「負担を実感」しており、特に女性は男性に比べて 1.2 倍以上が負担を感じていると回答しました。増税後の生活としては「外食を控えるようになった(21.6%)」が上位に挙がった他、趣味・飲酒・喫煙への支出を抑制する傾向が見て取れました。また一方で増税を契機に 6 割以上が「キャッシュレス決済の利用頻度が増えた」としており、キャッシュレス決済への関心上昇に大きく寄与したことがわかりました。
3. 還元施策がキャッシュレス決済の利用拡大に寄与、PayPay は 30% 以上の伸び
購入店舗のキャッシュレス還元対応について約 75% が「対応店舗かどうか意識している」と回答。還元施策の事業終了期限まで今後さらに対象店舗の拡大と把握のしやすさが求められそうです。また、複数あるキャッシュレス決済サービス使い分けには、「利便性」と回答した 23.3 % を抑え「還元率がいいかどうか」を基準とする人が 27.1% で最も多い結果となりました。実際に、還元率が高いことで注目される PayPay については昨年と比較し約 30% も利用率が上昇。対して独自の還元システムを持たない Edy は約 7% の利用率減少となりました。キャッシュレス・消費者還元事業の施策も高じて、キャッシュレス決済サービスブームの影響は拡大しています。
Zaim は、日本最大規模のオンライン家計簿サービスとして、これからも家計簿を記録・分析するだけでなく、ひとりひとりの暮らしに対する多様性を理解し、前向きな気持ちで楽しく暮らすためのサービスを提案してまいります。
サービス/会社概要
オンライン家計簿 Zaim
https://zaim.net
800 万ダウンロードを超える日本最大級の家計簿サービス。Android, iPhone, iPad や Web から利用できる。レシート撮影や銀行・カードからの自動入力のほか、居住地ごとの給付金の抽出や医療費控除の申請書類生成、保険・住宅といった大型出費に対する記録や提案など個人の家計にまつわる機能を広範囲に提供する。
株式会社Zaim
https://zaim.co.jp